マジラブアスカちゃん♪




第3話(やっと3話・・・このままずるずる続いちゃいそうだな・・・・)
涙の屈折



「あれぇ?アスカじゃない」
「ミ、ミサト・・・・」

ミサトが駅から出てきたところに自分の視線にアスカが入ってきた。
アスカはちょっと疲れ果てたような感じで駅の前の花壇に座ってコーラを飲み始め
ていた。一方ミサトも、仕事疲れがちょっと顔に出てるみたいだ。

「なーにしてるのよぉ。こんなところで」
「ん・・・そんなこと、ミサトに関係無いわよ!」

アスカは八つ当たりをするようにミサトに叫んだ。
でもミサトは慣れてたのか、あまり動じなかった。

「な、なによぉ・・・なにかあったの?」
「だから関係無いって言ってんじゃないの!!」

こうなるともう止められない、そうミサトは思った。
と同時に、シンジと何かあったという事も悟った。
ミサトはすでに知っていたのだ、シンジとアスカの仲を。
ただそれを、見て見ぬフリしてるだけである。
ミサトはもうすでに完全に許してるのだ。
だがそれを認めたくなくて、時たまシンジやアスカにいたずらしてしまうのだが・・・・
本心は許しているのである。

「そう・・・なにがあったのかわかんないけど、相談があったらいつでも乗るわ」
「・・・・・・」
「じゃ、アタシは先に帰ってるから・・・・」
「・・・・・・」
「風邪ひかないように、気を付けなさいよぉ」

そう言ってミサトは行ってしまった。
ミサトも変わった・・・・そうアスカは思うようになってきた。

最後の使徒を倒し、シンジとアスカを家族だと言う理由のみで一緒に住むようにな
ってから確かにミサトはシンジやアスカへの見方は変わった。仕事上の関係はなに
もなくなり、ただ家族だからという理由だけで一緒に住むようになったミサトとシ
ンジとアスカ。だからミサトはよりシンジやアスカに頼りにされたい存在となりた
いと思ってるのかもしれない。

アスカは最近思い始めてた・・・
『ミサト・・・前よりも優しくなったかも・・・・』
もちろん鈍感シンジはそんな事気付くわけなかったが。

アスカはミサトの助けてあげたいという心遣いが嬉しかった。
だけど逆の態度をどうしてもアスカはとってしまう。
アスカは自分でシンジを手に入れたいのだ。
他の誰の手も借りることなく、自分の力だけで。

「シンジ・・・・・」

アスカは思いつづけた。
シンジへの心配が心を埋める。
目に溜まってた涙が溢れ出てきた。

『シンジ、どうしちゃったの?シンジ・・・シンジ・・・シンジ・・・・・』

まだ中に半分ほどは行ってるコーラの缶を両手で強く握りながら、アスカはシンジ
の事を考えつづけた・・・


「や・・・やっと・・・・駅が・・・・見えた・・・・・」

シンジはあれからも自分の出せる全力で走りつづけ、やっとの事で駅が見えてきた。

「・・・アスカ・・・・」

そう一言つぶやき、全速力で駅まで走った。
人ごみの中を駆け抜ける。
もう身体が汗でびっしょりだ。
でもそんなことなどかまわず走りつづけた。

「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」

シンジはやっと駅についた・・・
でもアスカの姿は見えなかった。

「もう・・・かえっちゃった・・・かな・・・・」

そう思ってシンジが後ろを向いた瞬間、シンジは声を出した。

「アスカ!!」

花壇の縁の部分に座り、下を向いてコーラの缶を両手で握り締めて、うっすらと泣
いてるようなアスカがシンジの視界の中に入ってきた。
ふっとアスカは上を向く。

「シンジ!!」

アスカは一気に虚脱感を感じた。
シンジへの心配がいっきにほどけた。
そしてシンジはアスカの方に、アスカはシンジの方に駆け寄った。
そして、

パッチーーーーン!!!!

アスカがちょっと涙を流しながらシンジの頬を打つ。

「アンタバカ!!!!何やってたのよ今までー!!!」
「ごめん・・・・」
「いつまでアンタのこと心配してたとおもうのよ!!バカシンジ!!」

アスカはそう言いながら、シンジを抱きしめた。

「ア・・・・アスカ・・・・・?」

シンジはアスカにビンタされるのはもう予想ついてたが、抱きしめられるというの
はまったく予想ついてなかった。

「・・・・・ごめん・・・・・」

そう言ってシンジもアスカに手をまわす。

「・・・・バカ」

アスカとシンジはしばし抱きしめあった。
お互い囁きあう。

「何やってたのよ・・・こんなびしょ濡れで・・・・」
「その・・・電車が・・・二駅前で止まっちゃって・・・」
「走ってきたっていうの?」
「う、うん・・・・」
「バカシンジ!!」

そう言ってアスカはシンジのちょっと汗で濡れてる頬にそっと唇をつけた。

「アスカ・・・・」

シンジの頬が赤くなる。
それをアスカが見ると、アスカの方も少しだけ赤くなる。

ふとシンジがアスカの方を見ると、アスカは笑みをこぼしていた。
まだ目には少々の涙が頬にこぼれ落ちていた。
その涙は夜の町の灯できらきらと光っていて、アスカの笑顔が言い表せないほどき
れいに見えていた。




続くみたい♪
(注意:まだ出来上がってない時はエラーになるよ。もちろん)
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あとがき:

なーんかハズイ・・・・
マジでなんかハズイよ〜(^^;

さて、これからどうするか(をいをい・・・)
いや、一応ネタは作ってあるんですけど
(もちろんラブラブ)
(もちろんラブラブ)
(もちろんラブラブ)
(もちろんラブラブ)(爆)
そこまでどうやってつなげていくか・・・・・ですねぇ・・・

アンタバカ!!!?それくらい、さっさと作っちゃいなさいよ!!

君ねぇ・・・そんな簡単にいうけど・・・・

だって簡単じゃないの!そんなのアタシに書かせりゃ一瞬よ!

そんなぁ・・・・

フフーン♪アタシに任せてみる?

え、じゃあお願・・・・やっぱだめ!

な、なんでよ!?

だってアスカに書かせるとどうなるか見え見えだもん(^^;

う・・・な、なによ・・・

アスカに書かせると、これからの展開はね・・・・ミサトを追い出し家をラブホ状
態に・・・・・

ばきばきぼか!

ふ、ふんだ!!

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