マジラブアスカちゃん♪



第1話(という事は第2話もある??)
お迎え!



「ふぅ・・・今日は遅くなっちゃったなぁ・・・」

シンジは今日も無事、エヴァのシンクロテストを終え、帰宅している途中である。
もうすでに最後の使徒を殺してから3ヶ月になる。
もう使徒は責めて来ないから、エヴァになんか乗らなくてもいいんじゃないか・・
・という疑問もシンジにはあったがミサトさんの言い分によると、

「いつまた新たな使徒が責めて来るかまだチョッチワカラナイからねー。一応本部
から絶対に安全って言うまでエヴァのスタンバイみたいのはしててね。レイも一緒
にやってる事だし、ね。ごめんね、シンちゃん」

ということらしい。問題のアスカだが、シンジの看病により、見事に回復。今では
家族として、ミサトの家にシンジと同居している。

「あ、電話しないと・・・アスカ、怒ってるかなぁ・・・」

シンジの時計の針はもうすでに7時を回っていた。家での家事はいまだにシンジが
ほとんどの事をしていた。シンジの脳裏には、アスカがお腹を空かして怒ってるの
が容易に想像できた。
シンジは自分のバッグから携帯を取り出し、リダイヤルで葛城家に合わせ、通話ボ
タンをおした。


「んもー!シンジったら何やってんの!!」

こちらは葛城家、アスカが一人寂しくテレビ見ながらシンジの帰りを待っている。

「シンジがいないとこの家はまったくもってなーんにも無いんだから!」
「まったくミサトなんかさっさとこの家から追い出して、シンジと二人っきりで住
みたいなー」

誰もいないのをいい事にミサトに対する文句や悪口を言いまくってる。
そこに・・・


ぷるるるる・・・・ぷるるるる・・・・・

「ハイ、葛城です」
「あ、アスカ?僕だけど・・・」

『シンジ・・・ずっと待ってたのよ!』
アスカの胸から込み上げるような想いをぐっと押さえながらシンジに、

「シーンージー・・・なにやってたのよ!!」
「ゴ、ゴメン・・・その、エヴァの・・・シンクロテストが、長引いて・・・」
「そんな言い訳どうだっていいわよ!早く帰って来なさいよ!!」
「あ・・・うん」
「アタシ、ずっと待ってるんだからね!」

『あ、やっばーい』

「え?あ、うん、ゴメン・・・」
「シンジ・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・早く帰って来なさいよ。アタシ家に一人っきりなんだから・・・」
「あっ・・・うん」
「今カケてるの、携帯でしょ?」
「うん。そうだけど?」
「ずっと話しながら家まで帰って来なさいよ」
「えっ、な、なんで?」
「いいじゃない」
「だって、これから、電車に乗らなきゃ、その、他の人に、迷惑だし・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・アスカ?」
「アタシと話しするの・・・嫌?」
「そ、そんなこと・・・」
「だったらずっとつなげててよ・・・」
「アスカ・・・・」
「アタシ、スッゴイシンジがいなくて寂しいんだから!」
「アスカ・・・・」
「シンジ・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・ねぇ、後何分ぐらいで帰ってこれる?」
「えっ?でも・・・これから、夜御飯も買って来ないといけないし・・・」
「えー!早く帰って来てよぉ・・・・」

アスカがシンジに甘えきった声で言う。

「でも御飯、家に何もないし・・・」
「・・・・・・」

アスカの顔にやり切れない表情が浮かび上がる。今にも切れそうな感じだ。シンジ
はそんなアスカの感情を電話越しであるが読み取ったのか、こう言った。

「あ、じゃあ、こうしようよ!アスカ、駅まで来てよ!一緒に夜御飯買いに行こう
よ。いいでしょ?」

アスカの表情がぱっと明るくなる。アスカの顔から笑顔が少しだけこぼれた。

「ほ、ほんとに?」
「もちろんだよ、アスカ」
「やった!アタシ、今からすぐに行くから!アタシ、シンジの帰り、ずっと駅で待
ってるから!」
「あ、後10分ぐらい後でも十分間に合うよ。電車、今行っちゃったみたいだし・・・」
「いいの!アタシはずっと駅で待ってるからね!だからさっさと来なさいよ!」
「うん」
「もし来なかったら・・・」
「そんな事絶対に無いよ」
「ほんとに?信じてもいいのね?」
「うん!約束する」
「それじゃ、今から行くから!今すぐに行くから!」

ガチャ!

プー、プー、プー・・・・

「そんなに喜んでくれるなんて・・・・」

シンジの顔がちょっと赤くなる。でもそれよりも喜びの感情の方が上だった。
速攻で定期券を自動改札に入れ、階段をかけのぼった。こんな所で焦っても電車が
来る時間が早くなるわけが無いのはわかっていても・・・・

アスカも着替えたりする事なく、速攻で外に出た。鍵も閉めずにただひたすら駅に
向かって走った。シンジの事だけを考えて・・・・・



続く・・・かな?
(注意:まだ出来上がってない時はエラーになるよ。もちろん)
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あとがき:

これじゃ単なるラブラブ小説・・・
エヴァか?これは・・・

なんかLASに入っちゃいそう・・・これはもう十分かな?
入っちゃおうかな・・・(笑)

俺が書いてるオリジナル小説とのギャップが激しすぎる・・・・(爆)
本当に続くの・・・かな?

要望が多けりゃ連載してやります(笑)。
こんな小説書くなんて、俺自身全くもって想像しておりませんでした(爆)!
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どん受け付けます。当の本人(NOBELiV)はメールが来れば来るほど(たとえ批判でも)
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